暗くオタクな大学生活

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私の大学生活は、今振り返ると、貧乏で暗く鬱々としたものでした。

サークルに入って派手に遊ぶこともなく、
部屋で一人、読書と映画と音楽と思索に耽る日々。

チャラチャラ遊ぶ主流派に流されず、
大学では、自分が研究したいことを学ぶという
自ら望んだ結果でした。

神奈川にある大学に入学しました。

通学に時間がかかるということで大学の近くに
一人暮らしをすることになりました。

家賃2万円の風呂・トイレ共同のオンボロ学生アパートでした。

大学1年は、友達がほとんどいませんでした(笑)

そのころは、予備校の谷内田浩正先生や、作家の笠井潔にあこがれて
現代思想やポストモダンの文芸批評の本を図書館で読んでいました。

休み日には御茶ノ水の大型書店に、専門書を買いにいってました。

Amazonなどネット書店など無かったにで、手に入りにくい本を探して
見つけては一回に5000円から1万円くらい本を買っていました。

大学に行くと、60年代の学生運動のように
思想や学術的な議論する仲間がたくさんいるという幻想を
抱いていましたが、
残念ながら私の大学には、そんな話題をする学生は、いませんでした。

第二外国語はフランス語を専攻しました。

ミッシェル・フーコー、ジャック・デリダ、ジル・ドゥルーズに代表される
フランス発の現代思想、ポストモダンの潮流があり、
フランス語で原典を読めるようになりたいという思いから
フランス語を学びました。

文法は、出来たのですが、発音はダメダメで、
仏語講師から「ムッシュ構造主義」と呼ばれていました(笑)

大学2年くらいから、仏語専攻の生徒で
映画好き、音楽好きという趣味が合う人たちと
友達になりました。

彼らとはいまでも、付き合いがあります。

映画には、ハマッテ、劇場によく見に行ってました。

映画を見るキッカケは、メンター谷内田先生の影響と
当時好きだった子が映画好きだったから(笑)

文芸座で古い映画3本立てを見たり、
渋谷と新宿の映画館をハシゴしたりしていました。

レンタルビデオで毎週3本ほど映画を借りてみていました。

友人が映画を撮っていたので、その手伝いをしたりもしました。

音楽は、主に洋楽でハードロックを聴いていました。

もともと洋楽ロックが好きで、
高校3年生のときに見た、ガンズ&ローゼスにしびれました。

それから、大学でまわりの友人の影響もあってか
ピュアロックから、パンクロック、ハードロック、
ヘビメタ、スラッシュメタル、デス・メタルと過激になっていきました。

ドクロが描かれているヘビメタ黒Tシャツを着ていたこともありました(笑)

ライブにもよく行きました。

あまりに過激になりすぎたのか、その後は転向して一時期
ラップやファンクなどブラックミュージックを聴くようになりました。

部屋では、CDを聞いてるか、映画見ているか、本を読んでいるか。

休日には、本屋、映画館、CDショップ、レンタルビデオに行く。

バイトも、ツタヤのようなレンタルCD&ビデオが併設した複合書店で働く。

バイト代と奨学金で生活してましたが、
その大半が本代、映画&ビデオ代、CD代に消えていく。

まさに本と映画と音楽漬けの毎日でした。

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