人生を変えるメンター現る


私の生まれた1971年から、1974年までは
第2次ベビーブームと呼ばれ、同世代が非常に多く、

大学入試も、受験戦争と呼ばれ、
どこの大学も競争が非常に激しかったです。

また就職時は、バブルが弾けていたので
就職氷河期で、これまた厳しい時代でした。

私たちの前の世代は、新人類と呼ばれ、
バブル時代の好景気に就職し、DCブランドを身につけ、
バブルを謳歌した世代でした。

私たちの世代は、起業家が多いと聞いたことがあります。
元ライブドアのホリエモンが代表的。

それは、大学も就職も希望のところに入ることができなかったため
それなら起業して一旗上げようとした人が多いというわけです。

かくいう私も、大学受験でことごとく落ちて一浪しました(笑)

部活ばかりしていて、勉強をほとんどしていませんでしたからね。

高校の授業で、世界史と日本史は好きでした。
歴史には、ロマンがあって、その時代を想像する楽しみがあります。

それ以外の受験勉強って面白くないんですよね。

浪人中は、川越の予備校に通うことになりました。

そこで、私の人生の変える師・メンターに出会ったのです。

谷内田浩正先生という、英語の先生で、
ある大学で英文学を教えている現役の大学の先生でした。
(現在も大学で教鞭に立たれているようです。)

当時、先生は若干29歳で「ユリイカ」などの文芸雑誌にも論文が
掲載される新進気鋭の英文学者でした。

その授業は、受験英語を批判し、真の英語力を身につけるべく
さまざまテクストから英文を解釈していくものでした

「英文解釈探究」と題されたワープロ打ちのテキスト教材は、
英文テキクトとその解説だけでなく、付随する先生の
専門知識が散りばめられていました。

そこには、さまざまなジャンルの書籍、映画、演劇、音楽、マンガ
が紹介されていて、
授業中の英語よりも、博識な知識を聞いている方に知的興奮を覚えました。

「英文解釈探究」のプリントは、未だに大切に保管しています。

先生は、最新の文学研究は、哲学・歴史・経済・科学の全てを含み、
一番面白い学問だと言ってました。

こんな若く、博識な先生の授業を、多感な17歳の高校卒業生が聞いて
影響を受けないはずがありません。

高校生のときには、大学に入るのが目的で
入ってから何をするか、目標なんて考えてませんでした。

もし浪人せずに、現役で大学に合格したならば、
目的もなく、入れる大学に入学し、
あまり勉強することなく、4年間を過ごしていたことでしょう。

先生が紹介してくれた中で、興味を持って、
大学で勉強しようと思ったのが、
ポストモダン思想(現代思想)と映画でした。

大学に入ったら、遊ぶのではなく、
好きなことを勉強するぞと硬く決意したのでした。

人生を変えるメンターに出会えたことで、
浪人時代が悔やまれることではなく、
ラッキーなことになりました。

人との出会いでしか、人生は変わらない。

「英文解釈探究」で紹介されている人物・著作

ニーチェ
サド
ソシュール
フロイト

ジョルジュ・バタイユ
ヴィトゲンシュタイン
クルト・ゲーデル

ミッシェル・フーコー、
ジャック・ラカン
ルイ・アルセチュール
ロラン・バルト

ジル・ドゥルーズ、
ジャック・デリダ

テリー・イーグルトン
ピエール・クロソウスキー
ジュリア・クリスティバ

ジェイムス・ジョイス「ユリシーズ」
マルセル・プルースト「失われた時を求めて」
トマス・ピンチョン
ステファーノ・マラルメ

澁澤龍彦
蓮見重彦
柄谷行人

その他多数。

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  1. 「英文解釈探求」ではなく、「英文解釈探究」だったハズです。
    「英文解釈探求」と誤記され、何よりご本人の授業のスタイルが「究める」ことであったことから、「スタッフは少しもわかっていない」と怒っていた覚えがあります。

  2. 「探究」でしたね。訂正します。
    kossiさん、ご指摘ありがとうございます。
    これでは先生にしかられてしまいます。(汗)

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