場の理論による変化へのアプローチ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
[`livedoor` not found]
[`yahoo` not found]
[`evernote` not found]
LinkedIn にシェア

今の状況から望ましい状態へと変化するのに、
以前の記事で「痛みと快楽の連想を変える」という方法を紹介しました。

今回それとは別な変化へのアプローチをご紹介します。

場の分析理論」では、
現在の状況は、推進力と抑止力の均衡状態だと表現されます。

現状から望まれる状態に向かうには、推進力を増やすか、
抑止力を減少させるか、またはその両方です。

つまり「やりたい」という意欲を増進させるか、
「やりたくない」というブレーキを緩めるかということです。

では、推進力を増やすか抑止力を減少させるか、
どちらが効果的でしょうか?

まず新しい物事を始めるには、大きな推進力が必要です。

自動車でも飛行機でも、動き始めるのには、
大きなパワーとエネルギーが必要になります。

始めから「変われたらいいなー」という程度の気持ちでは、
多少やってみるものの、すぐに元の均衡状態に戻ってしまうでしょう。

なので始めは「絶対に変わらなければ」という強い推進力が必要です。

そして一旦やり始めたら、それを継続するのには、
始めほどの強い推進力は必要なくなります。

継続をするには、推進力を増やすよりも、抑止力を減らすことが
効果的です。

ブレーキを踏んでいる状態で、アクセルをよりふかしても
いずれはエンジンが焼ききれてしまいます。

無理にモチベーションを上げ続けることは、できません。

ロケットは、地球の重力圏を抜けるのに燃料の大半を使い、
宇宙では大気の抵抗と重力が無いため、少ないエネルギーで
進みます。

なので、やりたいことを自然にできるように
継続するには何が抑止力となっているのか、
その性質を見極め、それを減らすようにするといいでしょう。

望む状態へ変化をするのに
痛みと快楽の連想を変える」アプローチと併用すると
強力かもしれません。

P.S.
最新情報やブログでは掲載できないプライベート情報など、
以下のメルマガで配信しています。
まだの人は、こちらから無料でご購読できます。

メルマガ購読・解除
 

Leave a Comment


NOTE - You can use these HTML tags and attributes:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">