東京国際ブックフェアで京極夏彦氏の講演会(後編)


前回の前編では、
人は、時間や世界を言葉によって認識している
というところまで書きました。

東京国際ブックフェアで京極夏彦氏の講演会

東京国際ブックフェアで京極夏彦氏の講演会

色見本を見ると、日本には古くから多くの色を表す言葉が
たくさんあったことが分かる。

細かく区切り名前を付けることで、細かく理解できる。

逆に視覚で見えていたとしても、その名前が無いところには、
その色は無いと言える。

つまり言葉の数だけ、世界を理解できるというわけだ。

なので、語彙は多い方がいい。

言葉を多く知っていれば、自分の気持ちを上手く表現できる。

言いたいことが伝えられ、人間関係を広げられる。

では、語彙を増やすにはどうすればいいのでしょうか?

それには、本を沢山読むのがいい。

自然科学の知識や体験したことがない世界のことも、
本を読むことで理解し体験できる。

この講演会のタイトルである
世界の半分は書物の中にある」とは、そういう意味です。

また文章を書くということも、
頭の中を整理してアウトプットしているにすぎない。

文章を書くのを苦手に感じている人は多いが、
言葉をたくさん知っていて、頭の中が整理できれば
誰でも文章を書ける。

日本語の文章は、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、
数字、顔文字、絵文字、ギャル文字を織り交ぜて、テクニカルに
複雑な表現ができるハイパーテキストだ。

「最近どう?」と聞かれて、
「ビミョー」としか表現できないのでは、もったいない。

日本に生れたことに感謝して、日本語の表現をもっと深めよう。

同じ言葉でも、人それぞれ感じる意味は異なる。

そのため、本を読んでどのように解釈してもいい。
誤読オッケー。

作者の考えなんて気にせず、自分の読みたいように読めばいい。

どんな本でも面白い。面白くない本は無い。

本を読むことで、もう半分の世界も手に入れよう!

以上。

パチパチ(拍手の中、京極氏退場)

本好きな私には、たまらない講演会でした。

京極先生ありがとうございます。

講演会の内容を要約して書いておりますが、
私の勝手な解釈や誤った認識、思い込みもあり、
必ずしも正確ではありません。

文責は全て私にあります。

P.S.
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