中国モバイル事情2(SMS編)

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日本では携帯のEメールが普及してますが、
中国の携帯ではEメールはほとんど利用されていません。

中国ではSMS(ショート・メッセージ・サービス)を使って
携帯でメッセージをやりとりしています。

SMSとは、


携帯の電話番号をアドレスにした、メールのようなもので
半角140文字(全角70文字)程度の短い文章をやりとりします。

日本の携帯もSMSの機能がついています。
例えばauならCメールという名前で、SMSが使えます。

世界的に携帯での文章のやりとりは、
EメールよりもSMSの方が主流のようです。

ツイッターの入力文字が140文字以内なのも、
元々SMSでの入力文字に合わせたというらしいです。

日本でSMSよりもEメールが主に使われるようになった経緯は、
異なるキャリア間でSMSのやりとりができないことでした。

日本ではi-modeをはじめとする携帯電話でインターネットが使える端末が
世界でいち早く普及しました。

そこで異なるキャリア間でもメッセージをやりとりできる
インターネット網を使うパケット通信の携帯Eメールが日本では普及したのでした。

ちなみSMSは電話の通信網だけで通信しています。
なのでSMSは電話代がかかるのに対し、Eメールはパケット代がかかります。

ナンバーポータブル制が解禁になって、
携帯キャリアを変える人が増えてきましたが、
携帯Eメールアドレスが変わるのが嫌な人も多いので、
まだまだキャリアの囲い込みとなっています。

一方、中国では異なるキャリア間でもSMSでやりとりができるので
SMSが普及しました。

またSIMフリーなので、
どのキャリアでも好きなメーカーの端末が使えます。

では、日本の携帯と中国の携帯との間でにメッセージをやりとりしたい、
というときどうすればいいでしょう?

国際電話のデータローミングを使った国際間のSMS送信は、
通話料が高いです。

そんなときは「CafeChinaモバイル・メール通」というサービスが便利です。

CafeChinaモバイル・メール通」なら、月額315円で、
日中間のメッセージのやり取りが何度でもできます。

CafeChinaモバイル・メール通」は、
日本携帯サイトや日本携帯のEメールから送信したメッセージが
中国携帯のSMSに届きます。

中国携帯SMSからの受信メッセージは、
日本携帯のEメールに届きます。

また日本・中国語の自動翻訳機能もついていますので、
中国語が分からない人でも中国の人とのやりとりができます。

また日本のパソコンから中国携帯のSMSへメッセージを送ることもできます。

CafeChinaモバイル・メール通

P.S.1
「CafeChinaモバイル・メール通」は2011年8月でサービスを終了しました。

P.S.2
日本でも2011年7月から携帯キャリア間でのSMS相互接続が開始されました。

P.S.3
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