Webパフォーマンス・チューニング

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ITエンジニアとか言いながら、ITの記事が無い。

自分の仕事の知識って、自分では当たり前と思っているので
ことさら記事に書こうとは思わないんですよね。(←言い訳)

とはいっても、
自分が知らない技術を調べるときは、ネットで検索して
技術者の方のブログなどを参照しています。

ネットが普及する以前は、書籍を買って調べていましたが、
いまでは大抵の技術情報は、ネットで検索すれば出てきます。

なので未経験な技術でも、ネットがあればなんとかなります。
逆にネットが無い環境では、仕事になりません。

ネットに答えが書いてあって、その通りにやればいいのですから、
ITエンジニアなんて楽な仕事です(笑)

いつも貰ってばかりではいけない、
人生の秘訣は、与えることなのだからと反省し、
自分の試した技術情報をアウトプットしていこうと思っています。

今回は、Webのパフォーマンス・チューニングについて

表示が遅いサイトは、イラっとしますよね。

せっかちな人は、ちょっと遅いだけで、
二度とそのサイトに訪れなくなります。

作っているエンジニア本人は、普通に感じていても
利用する人、それぞれ通信環境も違うし、
遅く表示されてしまうこともあるでしょう。

特に日本のサーバから海外へ情報を発信するしているサイトは、
注意が必要です。

私も、中国向けのサイトを日本のサーバで運営していますが、
北京からのアクセスは問題ありませんが、
上海など南の地域からのアクセスが遅いということがあります。

最近GoogleのSEO評価要素にも、新たにページ読み込みの速さが
加わりました。

ユーザーに配慮した速いサイトが、検索エンジンの評価の高さにもなっています。

そこで、パフォーマンス・チューニング。略してパフォチュー。

パフォチューには、バックエンドとフロントエンドの2種類に分けられます。

・バックエンド
 サーバがリクエストを受けて処理する時間

・フロントエンド
 ブラウザがサーバと通信をしてサイトを表示する時間
 (=バックエンドの時間を除いた処理時間)

最近は、サーバの性能が向上し、バックエンドの時間はそれほど
かからなくなってきています。
そのためチューニングの効果はあまり高くありません。

逆に、Webサイトのリッチ化により、HTMLが複雑かつ大容量化して
フロントエンドに負荷がかかっています。

特に海外など通信環境により、遅くなるケースには、
フロントエンドのパフォチューが効果的です。

フロントエンドのパフォチューは、とにかく通信量を減らすことです。

・HTTPリクエストを減らす
  複数の外部ファイル(CSSとJava Script)をまとめて、
  ファイル読み込みを少なくする。
  無駄なリダイレクトをしない。

・DNS Look Upを減らす
  別ドメインの画像は、DNS Look Upされるので自サイトにもってくる

・画像や外部ファイルを圧縮する

・CSSの描画を先に行わせる。
  CSSファイルをHTMLの先に、Java Scriptは後半に書く

Googleウェブマスターツールでは、
サイトパフォーマンスを計測してくれて、
パフォーマンスの短縮方法までアドバイスしてくれます。

ありがたいツールです。
是非とも活用して、速いサイトに改善しましょう。

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