物事がうまくいかない理由を、他人や環境のせいにする
ことがあります。
「家が裕福じゃないから、留学できない」
「景気が悪いから、売上げが上がらない」
「上司の指示のせいで失敗した」
このように自分の「外」に、原因を考えたところで
問題が解決されるでしょうか?
他人や環境を変えることは、とても困難なことです。
しかし、うまくいかない理由を自分の「中」に求めるようにすれば
改善の余地があります。
といっても、全て自分が悪いと、自己を責めることではありません。
自分の考えや感情、行動を変えることで、改善できることはないかと、
焦点を「外」から「中」へ変えてみましょう、という提案です。
私の場合、
「世話のかかるベビーがいるから、自分の時間が取れない」
とあきらめるのではなく、
「家族との時間と自分だけの時間、どちらも充実して過ごすには、
どうすればいいのか?」
と時間管理の改善点を考え、工夫しています。
他人や環境など「変えられないもの」に執着するのは、
時間の無駄であるばかりか、余計なストレスになりますから
「変えらるもの」である、自分の考えや感情や行動に
焦点を切り替えましょう。
私たちは、出来事自体を変えることはできませんが、
それに対する解釈は変えることができるのですから。
0 Comments.