私が時間が足りない、時間管理が必要だと生まれて初めて感じたのは、
高校時代でした。
時間が足りないと感じた理由は、受験勉強でもなく、
部活でもなく、別に病気で余命半年だったわけでもありません。
時間がもっと欲しいと思ったのは、
「読みきれないほど読みたい本がたくさんある」
と思ったからです。
私は、中学生まで小説などあまり本を読まない子供でした。
本ではなくマンガにハマっていて、
週刊少年ジャンプ、サンデー、マガジンの3誌を
毎週欠かさず読んでいたほどです。(笑)
それが高校生になって、友達に勧められた小説を読んで
こりゃスゲー世界だ、おもしれー!と小説に夢中になったのです。
ちなみにその本はこちらです。(笑)
夢枕獏 著
サイコダイバー・シリーズ「魔獣狩り」(ノン・ノベル)
「SF伝奇バイオレンス」というジャンル?の王道を行く小説です。
元々マンガでSFや冒険、アクションなどの物語が好きだったので、
そういったジャンルの小説にはまり、むさぼるように読み漁りました。
しかし小説は、マンガに比べ1冊読むのに時間がかかります。
けれど読みたい本は、まだまだたくさんある。
だってそれまで本を読んだことが無かったのですから・・・
それ以来、私の人生で時間管理が永遠のテーマになったのです。
そこで夜更かしして、布団の中で本を読んだり
通学の電車で本を読むようになりました。
また学生でお金がないので、古本屋で買ったり、
図書館で借りたりするようになりました。
そして本を読めば読むほど、興味の対象が増えていき
その背景となる歴史や宗教、哲学、経済などを
もっとよく知りたいと思うようになったのです。
そこで大学生になると、文学や歴史、宗教、哲学、経済などの専門書を
読むようになり、益々時間が足りないと感じるようになりました。
専門書は小説より読むのに時間がかかりますから・・・
このように、やりたいことが見つかったときに
限られた時間をどのように有効に活用しようかと考えはじめるのです。
イチローや石川遼君は、小学生のときにやりたいことが見つかり、
メジャーやマスターズで活躍するには、今からやることがたくさんある
そのために時間管理をしなくてはと思ったことでしょう。
このメルマガを読んでくださっている方にはいないでしょうが、
暇だなーと感じて暇つぶしをして
無益に時間を過ごしてしまっているとしたら
それは、まだやりたいことが見つかっていないのかもしれませんね。
無駄な時間、やりたくないことをしている時間を減らし、
やりたいことをする時間を増やせば、人生が充実しますね。
1日の中でやりたいことをする時間を増やしていきましょう!
P.S.
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