「ものぐさ」のすすめ

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私もそうですが、プログラマーというものは、
ものぐさな人」が結構多いです。

ものぐさだからといって、仕事しないわけではありませんよ。

プログラマーは、ものぐさだからこそ
「同じ作業を何度も繰り返したくない」と思って、
プログラミングをしてツールを作ったりします。


ものぐさなプログラマーは、
エレガントなソースコードを書きます。

エレガントなソースコードとは、
重複する処理を、一つの共通ルーチンやライブラリとしてまとめ
いつでも呼び出せるようにしたプログラムのことをいいます。

エレガントなソースコードは、構造化されていて
他の人が読んでも読みやすいです。

その結果、バグ(不具合)が少ないプログラムに
なっています。

つまり製品の品質が良いということです。

逆にエレガントじゃないソースコードのことを
「スパゲティ」と呼んでいます。

スパゲティなソースコードは、同じような処理がいくつもあって
読みにくいプログラムのことをいいます。

まさにスパゲティのようにぐちゃぐちゃと複雑に絡み合っている
イメージです。

これはとりあえず動けばいいと、
後のことを考えずに作った結果です。

なので不具合も多く、
さらにそれを修正するのも容易でないです。

ものぐさなプログラマーであれば、
品質と効率を考えてエレガントなプログラムを作ります。

ソフトウェア開発は、具体的な業務プロセスを分析して
共通する部分と個別な部分を抽出してシステムにしていきます。

つまり、IT自体が人間がやると非効率で面倒な作業を
コンピュータシステムにやらせているわけです。

プログラマーやシステムエンジニアにとっては
「ものぐさ」と「抽象化する能力」が求められる
ということですね。

ものぐさだからこそ、効率化のアイデアが生まれ、
そこにもの作りが生れます。

ものぐさも一種の取り柄ですね。

みなさんも、こんなこと面倒でやってられない作業とか
ありませんか?

自分の仕事をもっと「ものぐさ」に考えることで、
効率化、省力化できることが出てくるかもしれませんね。

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