ブライアン・トレーシー「頭がいい人悪い人の仕事術」

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最近読んだ時間管理・仕事術の本を紹介します。

ブライアン・トレーシー著
「頭がいい人悪い人の仕事術」
(アスコム)

Post DATE: 2012/01/11
価格:¥ 1,050
発売日:2005-03

160ページの薄い本ですが、たくさんの気づきを得られました。

読みながらたくさんメモをとったので、
読み終わるのに時間がかかってしまいました。

目次で各章の見出しを見るだけでも、示唆に富んでいて、
興味をそそられる内容になっています。

目次

1.つきあいも仕事のうち!は、大まちがい

2.大事なのは早さじゃないんだよ!は、大まちがい

3.夢は、心のなかにしまっておくものだ!は、大まちがい

4.片付けるヒマがあったら仕事しろ!は、大まちがい

5.大小にかかわらず、すべての仕事に全力を注げ!は、
  大まちがい

6.格好つけたって仕事ははかどらない!は、大まちがい

7.仕事を人まかせにするな!は、大まちがい

8.失敗の原因を徹底的に分析しろ!は、大まちがい

9.成功するには情報ばかり追い求めていてはダメだ!は、
  大まちがい

10.石の上に三年、継続は力なり!は、大まちがい

まず最初に「7つの時間の無駄」を挙げています。

・電話

・急な来客

・会議

・事故への対応

・先延ばし

・人づきあい

・優柔不断

これら「ゴミ時間」を排除すれば、充分な時間が手に入る
といいます。

以降これらのテクニックが、詳細に書かれています。

確かに自分も、優柔不断で決断できなかったり、
先延ばしにしてしまうことがあるので、
この対処法は役に立ちます。

時間が足りない私たちは、
物事の優先順位をつけなければなりません。

優先順位をつけるには、価値観が必要といっています。

価値観が無ければ、他人の価値観に時間を振り回されてしまいます。

自分にとって「ほんとうに重要なものは何か?」
を常に問いかけながら、優先順位を決めていきましょう。

「今からやろうとしていることは、自分のやることすべての
 80%の価値につながる上位20%の活動だろうか?」

といった、

80対20の法則に基づく優先順位付けも紹介されています。

また、優先順位を設定するとき、
「急ぎ」と「重要」を必ずしも区別していないです。

意外と「急ぎ」の用件は、自分にとって「重要」ではない
ことが多いのに気づかされます。

「家族とともに行う活動の20%が、満足感の80%につながる。」

価値観が同じか、理解してくる人と一緒にいることが大切です。

我が家では、価値観をまとめ、それをクレドと呼んで、
常に携帯し見返しています。

「重要な課題が完了できたときエネルギーや幸せがあふれてくる。」

完了したことを「お祝い」し、区切りをつけることは、
前回の「やることリスト」のときにもお伝えしました。

「仕事のできる人のようにふるまっていれば、
 やがてそれは現実化する。」

体の使い方が、精神状態に作用することを紹介しています。

「価値が上昇する資産」 vs 「価値が下落する資産」

「価値が下落する資産」は、自動車などの物、
「価値が上昇する資産」は、知識を指しています。

とはいえ、


「今役に立たない情報をインプットすることは時間の無駄」

これには耳がイタイ(汗)

最後に、素晴らしい教訓です。

「自分の時間についてはわがままになろう。
 時間は人生そのものであり、この人生はリハーサルではない。
 自分の目的や希望とは違う方向の要求にはノーといおう。」

Post DATE: 2012/01/11
価格:¥ 1,050
発売日:2005-03

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