木戸次郎著「修羅場のマネー哲学」という本を読みました。
株で負けた1億5000万円を9年間かけて株で儲けて返済した男の実話です。
人生の浮き沈み、そして復活への執念が伝わって、とても面白く
一気に読んでしまいました。
この本で、ナルホドと思ったのは、
逆バリの法則
多くの人は、株が上がっているとき、好景気のときに株を買い、
その逆になると売ります。
しかし、みんなと同じことをしていても儲かりません。
株は、少数の者が勝つゲーム。
少数になるには、逆の発想をしなければなりません。
これを読んで、投資も勉強も逆バリが効果的だということに気がつきました。
つまり勉強にも戦略が必要というわけです。
英語を勉強しても、英語ができる人はたくさんいます。
みんな持っている資格を取っても、差別化ができません。
同じ労力をかけて、勉強するのであれば、
あまりメジャーでない、ニッチな分野がお勧めです。
投資に対し、どれだけリターンが得られるか
これは、投資と同じ考えです。
それでは、割安で最も安全な投資対象とは何でしょう?
それは、自分への投資です。
株や不動産などに投資をしても、価値が下がることもあるでしょう。
しかし勉強や資格・体験など自己投資は、
自分の価値を上げてくれます。
資格取得なら、会社などからの評価も上がるでしょう。
また、自分が学んだもの、身につけたものは、
失われませんし、一生持ち歩くことができます。
つまり逆バリ勉強法こそが、最高の投資だといえるでしょう。
発売日:2003-12
商売のタネは明かしていません
深い洞察と予測力が本当に鋭い・・2008年に読んで
株の負けは株で取り返せ
小説以上の事実
意外に考え方はベーシック
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