ファストフード業界は、
一部の幹部役員だけが儲かればいいという考えのもと
他の者の損失の上に成り立っていることを
暴いたドキュメンタリーレポート
従業員を低賃金で雇い、組合活動を潰し
肉を汚染し、お客を肥満や食中毒の危険にさらし
ケガで働けなくなった食肉加工工場の労働者を使い捨てにし
食肉市場を独占し、酪農家から安価で牛や鳥を仕入れる
三方良しとは、全くかけ離れた経営が描かれている
これまでビジネス書や成功書に取り上げられた
成功した企業・創業者のイメージがくつがえる
しかし、マックがやらなければ、
バーガーキングにやられる。
ケンタがやらなきゃ、サブゥエイにやられる
継続可能な事業とするには業界全体が
仕組み変えなければならない。
そのためにも消費者の選択も必要だ
この本を読んでいて、心に響く言葉がありましたので紹介します。
いつ誰が、この現状をなんとかしてくれるんだろう?
そんなことは誰もしないだろう。
なら、自分でやってみるしかない。
これは、ファストフード業界が食肉市場で
牛肉を安価で仕入れている状況に対し、
待遇改善を求めて立ち上がる酪農家の言葉です。
情報源は忘れてしまいましたが、
日本人は、欧米人に比べて環境のせいにする傾向が強いそうです。
もちろん個人差はありますが。
景気が悪くても、誰か(政府とか)がなんとかしてくれるのを
待っている。
けれども、いつまで待っても誰もなんとかしてくれず、
そのまま死を迎えるなんてことも十分在り得ます。
それなら、自分でやってみるしかない。
じゃあ、いつやるか?
今でしょ!
これも名言ですね。
P.S.
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