段取り力

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私は、IT業界に入って15年以上のキャリアですので、
Webサイトの制作や、業務アプリケーション開発の
仕事の進め方、開発工程が分かります。

JavaやPHPといった開発言語や、ミドルウエアが違っても
また、開発対象の業務や顧客が変わっても、
開発の進め方は、それほど変わりません。

どんな仕事でもインプットがあって、期限までに
アウトプットを生み出すことは、変わりません。

仕事の進め方を分かっていることを「段取り力」といいます。

ソフトウエア開発では、特にこの「段取り力」が求められます。

「段取り力」さえあれば、詳しい技術情報を知らなくても
仕事ができるといってもいいでしょう。
(技術情報を知らなくても、ネットで調べればいいのですから)

一般的にシステムエンジニアは技術に詳しければ、
仕事ができると思われがちですが、

できるSEやエンジニア、プロジェクトマネージャは、
みなこの「段取り力」を持っています。

技術革新により、次々と新しい技術が生まれては、変わっていきますが、
「段取り力」があれば、対応できます。

コンピューターは、
設計、構造化、プログラミング、テスト、実装
という工程を踏まないと動くものができません。

当然、納期という締め切りがありますから
マネージャは、各工程にどれだけの人員と期間が必要なのか
工数を見積もって、人員配置して、スケジュール管理して進めていきます。

プロジェクトはチームやで開発することが、ほとんどなので
みなが、この工程を理解していないと、バラバラに作業をして
なにも進みません。

「段取り力」のある人に仕事を頼むと楽です。
インプットと期限と、アウトプットイメージさえ伝えれば、
作業を自分で判断して進めていってくれるからです。

「段取り力」のない人に仕事を頼むのは、いちいち細かい指示を
しなければならないので、大変です。

言われたことだけしかできない、指示待ち人間です。

「段取り力」のある人 = 全体最適化を考えられる人

つまり、経営者視線で考えられる人。

「段取り力」のない人 = 部分最適ばかり考えてる人

つまり、自分さえよければまわりはどうでもいい人

自分のことだけしか考えていないと、
最終的に自分が一番困るということですね。

Post DATE: 2010/08/25
価格:¥ 504
発売日:2006-11
考えるヒントがもらえます
少し深すぎる
マネジメントだ。
例示の多さの功罪
あらゆる人に可能性と勇気を与えてくれる一冊だ

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