和田秀樹著「休暇力」を読みました。
この本では、休みを効果的にとることで、
仕事の生産性を上げる方法が書かれています。
休暇の効果として「初頭効果」と「終末効果」の2点が
紹介されていました。
「初頭効果」は、休みを取って体も心もリフレッシュすると、
休み後は、頭が冴える。いいアイデアも出る。気力・体力も上がり、
チャレンジや集中ができる。
「終末効果」とは、長期休暇の予定があると、
仕事を片付けるために、集中する。
休暇による仕事の期限・締切りを設けることで、生産性があがる。
以前に読んだ「30歳からの成長戦略」(山本真司著)にも
休暇の重要性が書かれていました。
生産性を上げたければ、弛緩する時間を作ることです。
戦略的に休憩をする。
その後、一気に集中する時間にもっていく。
弛緩と集中のメリハリが生産性を上げます。
休憩をとらずに、ダラダラと長く仕事しても、
集中できずに、はかどらないこともあります。
切れないノコギリで、木を切り続けるより
ノコギリの刃を研ぐ時間をつくることのほうが、
たくさん木を切ることができます。
(「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィ)
私も仕事と休みのメリハリをつけるように、
タイムマネジメントしています。
かつて開発チームのマネジメントをしていたときは、
毎日終電ギリギリまで残業し、土日も休日出勤していました。
ソフトウエアは、納期までになんとかリリースできたのですが、
ある事件が起きて、自分は燃え尽き(バーンアウト)てしまいました。
(それから1年近く休むことになるのですが・・・)
今は、毎日定時(18時)に退社しています。
退社して、図書館に寄って、
このブログ記事を書いています。
図書館のパソコンコーナーは、1時間の利用制限なので
1時間以内に集中して、記事を1本書き上げています。
図書館を出て、帰宅してからは、
夕食をとり、その後はテレビやビデオを見てのんびり過ごしています。
睡眠時間は、6時間くらいです。
夜0時に寝て、朝6時に起きます。
それ以下だと、眠くて仕事に集中できなくなります。
朝6時に起きて1時間、中国語の学習をしています。
週に3回は、朝ジョギングをしながら中国語を聞いています。
通勤電車では、寝ません。
電車は本を読む時間にあてています。
通勤電車は、混雑していますが、静かで、集中して本が読めます。
朝食はフルーツだけ、昼食はお弁当で、
あまり食べ過ぎないようにしています。
食べ過ぎると、消化にエネルギーがとられて
仕事中に眠くなるからです。
土日も、午前中にジョギングや水泳をしてから
家族と出掛けることが多いです。
休みの日に、何もせず家でダラダラしていると、
かえって疲れがたまります。
軽い運動をした方が、頭も体もリフレッシュします。
これをアクティブ・レストと言うようです。
午前中に運動した方が、達成感があるので
その日の午後、たとえダラダラと過ごしても
罪悪感がありません。
たまには、昼からビールやワインを呑んで、
のんびりと過ごしいることもあります(笑)
休日に充実感が得られると、仕事も充実できます。
生産性の高い生活をするため
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発売日:2004-08
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