痛みを避けて快楽よりもフロー状態を求める

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私たちは「痛みを避けて快楽を求める」という特性があります。

誰だって苦痛が伴うことや、不快なことはしたくないですよね。

そして気持ちイイこと、ラクなこと、楽しいことをしたい
という願望があることも確かです。

その結果、夏でも涼しく過ごせるクーラーが作られたり、
単純作業や力作業をしなくて済むようにパソコンや産業ロボット
といった機器が発明されたわけです。

つまり「痛みを避けて快楽を求める」特性は、
現代の文明社会を作り上げているといってもいいでしょう。

けれども私たちは、快楽ばかりを追い求めているわけでもありません。

快楽だけを追い求める快楽主義では、必ずしも上手くいかない
ことが分っているからです。

美味しいものばかり食べて、運動せずにラクしていたら
やがてガンや糖尿などの成人病になってしまいます。

アルコールやドラッグが気持ちイイからといって、
やり続けると廃人になってしまいます。

なので、不快なことは避けつつも、将来の収穫を得るためは、
ストイックに運動したり、勉強をして種をまいておく必要がありますね。

快にせよ、不快にせよ「自分の体と感情を意識する」点では共通です。

「不快」は、体が痛いとか、怖い、寒い、恥ずかしいなどを意識しますし、
「快」は、気持ちイイとか、ラクとか、楽しいを意識します。

これに対して、人間が本当に調子よく、健康なときには
自分の肉体や感情をまったく意識しないものです。

つまり「絶好調」な状態というのは、
「快もなく、不快もない状態」なのです。

例えば、仕事や趣味に没頭しているときは、
自分の肉体や感情を意識していません。

運動選手が絶好調なときは、体の使い方を意識せずとも
体が勝手に動いているといいます。

つまり気持ちいいとか悪いとか感じずに生きていけることこそが
大切なのです。

「自分の肉体や感情を意識しない」状態というのは、
我を忘れて夢中になっている状態です。

すなわち「忘我の境地」です。

別な言い方では「フロー状態」ともいいます。

この「忘我の境地」「フロー状態」になるには、
意識する対象を自分から、仕事や趣味や他人など自分以外のものに
フォーカスします。

欲深く自分の損得や快楽だけを求めているだけでは、
絶好調」になれないのです。

逆に自分のエゴを捨てて、仕事や趣味やクライアントのことに
没頭できる状態を長く続けられることが、
絶好調」に幸せな時間を過ごせることになります。

2012年も残り3ヶ月を切りましたが、
今年も最幸な年となるよう「絶好調」に過ごしていきましょう!

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